医局を否定するのではなく、その“先”へ。
医師一人ひとりが自律したノードとして対等につながり、必要な相手と、必要な分だけ連携する。医療法人鳳應会グループが提唱する「P2P型医局」の仲間を、全国から募集します。
医局は、日本の医療を長く支えてきました。教育、研究、そして地域医療への医師の派遣。その功績は、いまも色あせません。
けれど、時代は変わりました。かつてのように、一つの組織がキャリアのすべてを引き受けられる世界ではありません。医療は、より複雑に、より混沌としたものになっています。
だったら、組織に属することを前提にせず、
医師と医師が直接つながるところから、
医局をつくり直してみませんか。
『白い巨塔』が描いた昭和の大学病院。医局が人事を握り、教授を頂点とするピラミッドが、医師のキャリアも地域医療の配置も決めていました。しかし、その構造を支えていた前提は、この20年で一つずつ変わってきています。
入局すれば、研修・専門医・留学・関連病院への派遣まで一本の道。教授の意向がキャリアを左右し、医局を離れることは現実的な選択肢ではありませんでした。
研修先を自分で選べるようになり、大学医局に入局する新卒医師の割合は大きく変化。医局の人事面での求心力は、この頃から相対的に低下していきました。
専門医の養成・認定が第三者機関のもとで標準化。「医局に入らなければ専門医になれない」という図式は、以前ほど強くなくなりました。
時間外・休日労働の上限規制が適用開始。長時間労働を前提とした医療提供体制の見直しが進み、「医師の働き方」そのものが社会の関心事になりました。
オンライン診療、AI、産業医・企業との連携、副業・兼業、自由診療、起業。医師が活躍できるフィールドは爆発的に広がりました。一方で、一人で渡り歩くには情報も、仲間も、後ろ盾も足りない。いま必要なのは、巨大なピラミッドではなく、信頼でつながる“ネットワーク”です。
私たち自身も、医局という仕組みの中で学び、育てられてきました。だからこそ、きれいごとではなく、良い点も課題も正直に整理します。
P2P(Peer to Peer)とは、中心となるサーバーを置かず、参加者(ピア)同士が対等に、直接つながる仕組みのこと。インターネットの世界で生まれた考え方です。
すべてが中心を経由する。中心が強い間は安定するが、中心が弱まると全体が揺らぐ。
全員が対等なノード。必要な相手と直接つながり、どこかが欠けても全体は動き続ける。
インターネットは、特定の“本社”が全体を管理しているわけではなく、無数のネットワークが対等につながった構造です。だから世界中で止まらずに動き、誰でも参加できます。
ファイル共有やブロックチェーンのように、全員が「受け取る側」であり「提供する側」でもある。参加者が増えるほど、ネットワーク全体が強く、賢くなっていきます。
医師が単なる“リソース”として配置されるのではなく、自分の専門性を自分で提供し、他の医師の専門性を必要なときに借りられる。医療の価値を、ノード同士の掛け算で生み出します。
P2P型医局とは、
「誰かの許可を待たず、医師と医師が直接つながり、
専門性を掛け合わせて新しい医療価値をつくる医局」のこと。
優劣ではなく、「構造の違い」です。どちらが自分に合うかは、医師のライフステージや志向によって変わります。
| 従来の医局 | P2P型医局 | |
|---|---|---|
| 構造 | 教授・大学を頂点とした階層(ピラミッド) | 医師が対等なノードとして並ぶネットワーク |
| 意思決定 | 上位者が人事・方針を決める | 各自が自分の関わり方を決める |
| キャリアの道筋 | 用意されたレールに乗る | 自分でつくる(仲間と情報が支える) |
| 関係性 | 所属・指揮命令 | 独立したプレイヤー同士の連携 |
| 働く場所 | 大学・関連病院が中心 | 全国・オンライン・企業・地域など多様 |
| 専門性の活かし方 | 所属先の需要に合わせて配置 | 他ノードと掛け合わせて新しい価値を創出 |
| 副業・兼業 | 制約を受けやすい | 前提として歓迎 |
| 強み | 教育・研究・地域への医師派遣 | 柔軟性・多様性・変化への強さ(耐障害性) |
| 向いている医師 | アカデミアや地域医療の核を担いたい | 自分の働き方を自分で設計し、仲間と挑戦したい |
P2P型医局は、医師のための仕組みであると同時に、社会のための仕組みでもあると考えています。医師が自律的に力を発揮できる環境は、患者さん・企業・地域にとっても価値を生みます。
オンライン診療などを通じて、通院が難しい方・専門医が近くにいない地域の方にも医療を届ける。場所に縛られない医師のつながりが、医療の“届く範囲”を広げます。
産業医・メンタルヘルス領域で、企業と働く人の間に立つ医師を増やす。早期の相談と予防が、働く人と社会の持続可能性を支えます。
一つの組織に依存せず、多様な働き方を認め合うことで、医師が燃え尽きずに長く医療に関われる環境をつくる。人材の流出ではなく、循環を生みます。
各ノードの経験・ノウハウをネットワーク内で共有し、医療・法律・テクノロジーをまたいだ新しい解決策を生み出す。得られた知見は、社会に還元していきます。
一人ひとりが独立したプレイヤー。働く場所・時間・関与度は、各自が決めます。
つながりたい相手と、つながりたい分だけ。連携も離脱も、いつでも自由です。
誰かの鶴の一声ではなく、明文化された共通ルールと信頼で運営します。
患者さん・社会への価値を最優先に。医療の質と倫理を、全員で守ります。
構想だけではありません。医療法人鳳應会グループでは、精神科・形成外科・産業医・AI医療・法律といった異なる専門性が、すでに互いにつながりながら事業として動いています。あなたの専門性は、このネットワークの新しいノードになります。
精神科・心療内科を中心としたオンライン診療。場所を問わず医療を届ける。
hokkaido-online-clinic.jp → OCCUPATIONAL HEALTH企業の産業医・メンタルヘルス対策。働く人と組織を医療でつなぐ。
z-sangyoui.com → AESTHETIC美容医療の分野での実践。医療×ブランド・経営の知見が集まる。
fraise-clinic.com → MENTAL HEALTHメンタルヘルスの情報発信とセルフチェック。予防と早期発見を支える。
mentalcheck.jp → LAW × MEDICINE医療と法律をつなぐ。医師が安心して挑戦できるための法務の知見。
medi-lex.com → TACTICAL MED荒木琢登が代表理事を務める一般社団法人。専門性を社会へ還元する。
tacticalmed.jp →この構想を実践してきた、グループの医師たちです。

精神科医・日本医師会認定産業医・Medi Face代表取締役・医療法人鳳應会理事長。医局に属さず、グループを年商10億円超に育ててきた。

北海道大学医学部卒。Medi Face執行役員・Z産業医事務所主任産業医・一般社団法人Tactical Med代表理事。

北海道大学医学部卒。慶應義塾大学病院 形成外科を経て、合同会社Saluvia Medical CEO・代表医師。
Zoomでカジュアルに。まずはお話を聞くだけでも構いません。
先生のご関心・専門性と、ネットワークの取り組みをすり合わせます。
無理のない関与度で、つながりたい部分から接続します。
プロジェクトや新しい領域を、仲間と一緒に立ち上げていきます。
働き方、年収、子育て、女性医師、結婚、アルバイト、そして直美問題と医療政策。きれいごとではない医師のリアルを、構造から読み解く連載コラムを毎日更新しています。
まずは、お話を聞いてみるだけで構いません。
カジュアルなオンライン面談(Zoom)から始めます。